『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2016年7月29日金曜日

第三の芝

ボツ寸前第2弾の投稿。
6月初旬の池尻カップが中止になった時の話です。



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先週日曜日、雨のため池尻カップが中止になりました。
元々午後から参加しようと思っていたのですが、
午前中は女子ラグビーの大会のお手伝いをしておりました。


今年のリオオリンピックから正式種目となる女子ラグビー。
通常の15人制とは異なり7人制で開催されます。

7人制は7分ハーフ。
1人あたりのスペースが広いので、
個人の力の影響が大きくなり、
スピード・テクニックが重要視されます。

観ているほうは、見やすく爽快感のある競技です。

高校生世代は4年後の東京オリンピック世代。
魅せる選手も多くいたので今後に期待です!




もう一つの目的もありました。

日本の芝革命に!?神戸製鋼、ハイブリッド芝を試験導入

2年ほど前から天然芝と人工芝の「ハイブリッド芝」というのが、
イングランドを中心に広がっています。

ハイブリッド芝とは、
長めの人工芝を深めに埋め込み、その周りに天然芝を植えることで、
天然芝の根が巻き付いて強く根付かせる芝のことです。

最大の特長は「はがれにくい」
キックやタックルなどでははがれにくくなります。

細かい補正をすることがなくなるので、
ピッチがフラットになります。
(こないだの吹田スタジアムでも既に一部張り替えていて凹凸がありました)

さらにラグビーとの併用が可能になったり、
年間での使用日数が増えたりします。

既に使用しているピッチは、
サッカーの聖地「ウェンブリー・スタジアム」をはじめ、
レスターのホーム「キング・パワー・スタジアム」、
チェルシー、マンCのホームスタジアム、
パスサッカーを志向するバイエルンのホームなどなど・・・。

まだ日本では導入されていないのですが、
2019年のラグビーワールドカップをきっかけに増えそうな感じです。

神戸製鋼ラグビー部の練習場に、
試験的に植えているという話を聞いて、
見てまいりました。

↓こんな感じ
見た目は普通の天然芝と変わりません。



↓コチラは普通の天然芝



↓細かく見てみると・・・ 



ほとんど見てもわかりませんが、
1本1本芝を触ると、人工芝はわかります。
(上の写真の中に3〜4本くらい人工芝があります)


日本を代表するスタジアムでは検討を始めているという話も聞きます。
アイスランド同様、環境が整備されて日本サッカーに新たな変化が生まれるといいですね。



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なんて内容だったのですが、
昨日(7/28)、こんなニュースがでていました。

浦和が「ハイブリッド芝」で未来を見据える/コラム


浦和の練習場が9月からハイブリッド芝になるようです。



明日から夏合宿!
初日こそ曇りですが、日曜日・月曜日は暑くなりそうです。

今年は充実した準備をできたので、
どんなことになるのか楽しみです。

早く寝て、しっかり準備しましょうネ♡
(オマエが一番心配だという声もありますが)


仁川小のグランドを人工芝にしたいコーチより。
(少しづつ密かに植えようかな(笑))

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