『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2015年9月27日日曜日

半年に1回の整理。

日曜日。
高司で6年生の交流試合。
売布さんとの試合を少しだけ観戦。

その後、総会に出席。
各学年の報告として何を話そうかと、
いろいろ考えてしまうのですが、
半年に1回整理するいい機会になっています。

「身体能力」「本能」「人間性」

を引き出せるような環境づくりが、
2年生の最近のテーマ。

練習でやってきたことを、
より効果的に発揮するための、
下地づくりのような感じです。



身体能力。
2年生メンバーがなかなかできない「登り棒」で考えると・・・。

登るための、腕の筋肉や棒に巻きつける脚のしなやかさだけでなく、
登れる選手の姿を見て、自分の身体で「再現できる」能力も必要です。
(「手はどうして、足はどうして・・・」なんて言ってもなかなかできやしません(笑))

筋肉をつけたり、関節の可動域を広げたりという物理的なトレーニングとともに、
見て→考えて→再現するという感覚的なトレーニングを積み重ねることで、
いろんな動きができるようにしていこうと思っています。


本能。
誰に教わることもなく、元々持っている能力の発揮。

目の前の相手に負けたくないという闘争本能だったり、
人とぶつからないように避ける感度だったり、
もっと頑張りたいという欲望だったりと、
本能を引き出すことで、
練習で身につけた力を増幅させることができそうな気がしています。

練習やゲームの中に、
そんな要素を練りこんでいくのですが、
日々のトレーニングのゲームにお父さん・お母さんが入ることも、
その一環だと思っています。



人間性。
ポジションも決めず、作戦も役割もない自由奔放な2年生の試合においては、
プレーに各選手の人間性が面白いほどに反映されていきます。

気の利くプレー、やりっ放しのプレー、
続かないプレー、ベンチを見るプレーなど・・・

そこに作戦や役割などが段々と加わってくると、
その規律を維持するための、自立性・主体性・思いやり・コミュニケーションなどが必要になります。

それを支えるのは人間性。

いい人間を育てる・・・なんてことでなく、
自由と規律のバランスを育むようなイメージです。

例えば、
挨拶はしなければいけませんが、
その形は一定ではなく、人それぞれでOK。
更に相手によってやり方を変えれれば・・・。

サッカーのためのトレーニングですが、
結果的にしなやかな人間性が育てば・・・と思っています。
(それと同時に自分の人間性を磨かねばいけませんが(笑))




サッカー小僧どもの練習や試合を見ていると、
本当に勉強になります。


選手とコーチが共に成長できればいいですね。


がんばりやしょう。


体だけは成長し続けるコーチより。
(6年生の試合についてはまた後日)

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