『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2011年1月27日木曜日

迷解説もここまでくれば・・・

今日は東京。
アジアカップ準決勝の余韻も残っております。

ギリギリの試合内容のせいか、
観戦しやすい試合時間のせいか、
テレビ中継の視聴率も

サウジ戦  :23.4%
カタール戦 :25.9%
韓国戦   :34.9%

と、どんどん上がっています。

アジアカップって、
ギリギリの戦いでドキドキしながらも、
結局、高い確率で勝つので人気がでるような気がします。



個人的にはもう一つ理由がと思うのが・・・

松木安太郎氏!

AFC主催大会ということで中継は全てテレビ朝日。
そのため予選から全て松木安太郎氏が解説をしております。


イマドキの小中学生は知らないでしょうが、
Jリーグ初代優勝監督という素晴らしい栄誉を持つ松木氏。

相手のファールには『うぉぉぉぉぉぉい!』と抗議し、
味方のチャンスには『いやぁ~惜しかったなぁ~』

【解説】だと思うとかなりうるさいのですが、
【一緒に応援するオジサン】と思うとかなり面白い。

実際、サッカーをあまり観ない人には好評のようで、
ネット上でも日本代表の活躍とともに人気上昇しているようです。

韓国戦でも、

(いつもボールに絡むパクチソン選手を称して)
『パクチソンは4人いるみたいですね!』

(岡崎選手のシュートをみて)
『岡崎シュート1本目じゃないですか? アッ3本目か』

(岡崎選手が受けたファールが中か外か微妙なところを)
『まぁいいじゃないですか、中で。』

(ヘディングの競り合いでのファールが厳しいことに対して)
『アピールしていかないと。ジャンプするときにヨコに手を広げるとかね!』

(日本がペナでディフェンスしているときに)
『もう、ふざけたPKはいらないですよ』
『ライン上げた方がいい!ちょっとでいいんだけどなぁ~』

(後半、日本の動きが止まった時に)
『右サイド使って欲しいですね。内田若いんだから、内田行ける』
『しんどいときの岡崎ですヨ!』

(PK戦に向かう川島選手に対して)
『川島は男気がありますから、なんとかその男気でやってくれるでしょう!』

(怪我している韓国選手のPKの時)
『足痛めてるから外すよ!』


もう、数え切れないほどの迷コメント(笑)!
テレビ観ている方が「オイオイ・・・」とツッコミを入れるほど。

『PKだろ!PK!』
『もう終わっただろ!』

など、 「視聴者の思っていること」をキッチリ代弁してくれていることが、
いいんでしょうね。


韓国戦以外でも、

(サウジ戦のGK西川選手のプレーに)
『手袋に海苔が付いている感じですね』

(カタール戦でセバスチャン選手にマークする吉田選手に)
『セバスチャンいるところに吉田あり!ですね』

(カタール戦での決勝点で)
『香川いけ!いけ!おぉ~ぉ!PKだPK!PK!PK!あああゴールゴール!』


極めつけは、
(サウジ戦。日本2点目)
『もう1点欲しいね!』

(サウジ戦。日本3点目)
『もう1点だな!もう1点みたい!』

(サウジ戦。日本4点目)
『ここでもう1点取れるかどうかですよ』

(サウジ戦。日本5点目)
『ここからの1点が欲しい』


もうエエやろ(笑)

コメントはワタシが覚えていたもの、
ネット上ででていたものですが、
これくらいユニークだと、
「松木さんの解説が聞きたい!」ってことになるんでしょうね。

決勝戦も期待しております(笑)


3年生の試合で実況&解説してみたいコーチより。

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