『ピッチは、常に明日を目指す人のために存在している』 ジネディーヌ・ジダン



2010年4月29日木曜日

お腹がキュ~となる試合

いよいよキックオフ。

予想通り幅を使いながら、
攻め込むバルセロナ。
インテルは守りながら、
様子を見ているという感じです。

イブラヒモビッチのユニフォームが破れ、
メッシがマイコンを投げ倒す・・・

激しいプレーの応酬となりますが、
レフェリングはややバルサ有利な感じです。


前半25分過ぎ、
インテルのモッタが退場。
イエロー2枚で退場のようです。

10人になったインテルは「ノートップ」状態です。
カウンターで攻めよう・・・と思っていたところでの退場は、
ゲームプランが狂ったような気がします。

これでバルセロナの攻撃のリズムが出てきます。
キックオフ時は右サイドにいたメッシが、
10分過ぎから中央にポジションをとっていて、
あまり存在感を見せていなかったのですが、
彼得意の左に流れての惜しいシュートがでてきます。


前半終盤、
低いラインで4-4-1を作り、
スペースを小さくしながら9人で守るインテル。
個人の能力と組織プレーが見事に融合した
素晴らしいディフェンスです。

前半終了。
インテルにとっては、
10人になったものの出来すぎでしょう。
ただ打つ手は「守る」しかなくなりました。

終盤、焦りの見えたバルセロナ。
後半どう攻略するんでしょうか・・・



後半開始。
インテルが攻めにでたような気がします。
マイボール時は4-3-2しょうか・・・
明らかにセットプレーを狙ったプレーが多いですな。
ミリートのボールキープが上手い!

バルセロナは、
無理にインテルのディフェンスラインを崩すのではなく、
ミドルシュートでゴールをこじ開けようとします。

やや前に出てきたインテルディフェンス。
そこを見てサイドから攻撃するパターンで、
チャンスを増やします。


後半15分過ぎ。
イブラヒモビッチOUT、ボージャンIN
ブスケスOUT、ジェフレンIN

イブラヒモビッチのポストプレーという、
攻撃パターンがなくなったのが若干気になる交代です。

スナイデル交代。
ちょっと足を引きずっています。


後半も20分が過ぎましたが、
バルセロナの攻撃がワンパターンになってきました。
インテルにとっては「守りやすい試合」になっていきました。


ミリート、エトーも必死にディフェンスしてますが、
上手いですね。
とてもフォワードとは思えないディフェンスです。



オ~!ボージャンのシュート!惜しい!

後半もっとも惜しいシーンです。

そして後半34分、
ピケのゴール!
バルセロナがついに先制します。

オフサイドのように見えましたが、
交代したばかりのコルドバが残っていました。
わずか数十センチのズレでした。


バルセロナのリズムが俄然良くなります。
慌てた攻撃がなくなり、
スキがあればミドルシュート・・・
ゴールの力ってスゴイですね。


ロスタイム4分。
白熱したい試合というより、
サッカー特有の
「胃の痛くなるような緊迫感のある試合」です。

そして試合終了!


難しい試合でしたね・・・

インテルは守りきりました。
中央からの攻撃には4バック、
サイドにボールが渡ると7バック、
そこから中央にボールが戻るとまたもや4バック。

本当に規律の強い素晴らしいディフェンスでした。

バルセロナはあの手この手で崩そうとはしていましたが、
個人的にはイブラヒモビッチの交代で、
オプションを一つ失ったことが痛かったのでは?と思いました。

モウリーニョ監督はポゼッションを気にしない監督ですが、
ボールポゼッションはバルセロナが70%を超えたと思います。
イタリアサッカーはまだ生きておりました(笑)
攻め続けることの難しさを感じたゲームでした。


ホンマに緊張感あったなぁ~。。。


3時間後に仁川小に行かなきゃイカンコーチより。

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